11/19/2019
安全なAUTOSAR ECUの実現に向けた信頼できる基盤

ソフトウェアが車両の多くの機能を代替していくにつれ、機能安全の側面は一層重要になっています。
安全関連ソフトウェアの実装、レビュー、および監査は極めてコストが高く、時間が掛かる作業ですが、これらは絶対に不可欠です。そのため、あらかじめ認証済みのコンポーネントを使用すれば、多くの場合、コストと品質の面で最善の解決策となります。そして、これこそ、ETASが得意とする分野です。
ETASは、20年以上にわたって最高の機能安全規格を満たす車載アプリケーション向けのベーシックソフトウェア(BSW)を開発してきました。これは、ETASがTÜV SÜDの認証を取得したことからも明らかです。ETASのAUTOSARソフトウェアは審査を受け、ISO 26262 ASIL-Dアプリケーションで安全にRTA-BSWを使用できると結論付けられています。
このプロジェクトは、数多くのさまざまな安全規格に準拠しつつ、乗用車、オートバイ、トラック、およびオフハイウェイ車両などの多くの車両に対応しています。コンプライアンス評価では、以下の安全規格が適用されます。
- ISO 26262:2018
- IEC 61508:2010
- ISO/DIS 19014:2018
- ISO 25119:2018
この審査により、RTA-BSWが、機能安全モジュールの要件を含むTÜV SÜD Smart Software Programに規定される要件を全体的に満たしていることが確認されました。つまり、世界中のETASのお客様は、信頼性に優れたETAS製品を活用して高度な安全規格を達成できるようになり、世界各地でETASの現地サポートを受けることも可能になります。