S-CORE
Eclipse S-CORE: 選択による開放。設計による安全性。
ETASはEclipse S-CORE(Eclipse Safe Open Vehicle Core)プロジェクトの創設メンバーであり、ソフトウェアデファインドビークル(SDV)における現代的な車載ソフトウェアプラットフォームの基盤となる、将来のオープンソースコアスタックの開発と実装に積極的に貢献しています。
スマートフォン業界では、約60億人のユーザーが2種類のOSを使用しています。自動車エコシステムでは、その10分の1の規模に対して20~40ものOSが存在しています。この状態は持続可能ではありません。これを解決するのが「共同開発によるオープンソースプラットフォーム」です。
オープンソースによる標準化、機能による差別化
特に差別化要素のないソフトウェア分野では、全員が開発に取り組む必要はありません。基本機能の部分に共有OSS(オープンソースソフトウェア)プラットフォームを活用することで、作業の重複を減らし、コストを削減し、標準機能をコードレベルで実現します。グローバルな協業と迅速なバグ修正により、OSSコンポーネントは往々にしてより成熟し、セキュアで信頼性が高く、お客様は差別化要素の高い、革新的な車両機能の開発にリソースをより集中することができます。
コードファースト
オープンソースはコード内で直接デファクトスタンダードを生み出すため、仕様策定と開発サイクルを短縮します。
再利用可能
安定したOSS基盤は、車両ラインを跨いだ機能の再利用を促進し、長期的な保守性を向上させます。
グローバルな成熟
OSSソリューションは世界的な協業を通じて成熟していくため、自社開発のソリューションよりも迅速に安定かつセキュアで信頼性の高いものとなります。
ロックインなし
OSSは特定ベンダーへの依存度を低減し、ハードウェア/ソフトウェアの選定を簡素化し、交渉リスクを軽減します。
協働効率
共同開発は作業の重複を避け、バグ修正を迅速化し、業界全体での調整努力と分断を軽減します。
より迅速なコンプライアンス遵守
共同開発されたモジュールは、安全性とサイバーセキュリティ基準の加速化を促進し、コミュニティ内でベストプラクティスを普及させます。
新たなアプローチの提案
ETASはEclipse SDV/S-COREに積極的に参画しています。オープンソースプロジェクト分野での経験と実績を基に、Eclipse SDVワーキンググループの創設メンバーとして技術革新に取り組んでいます。技術的方向性の策定支援および業界ニーズとの整合性確保を通じて、企業向けの堅牢かつスケーラビリティの高いオープンソースソリューションの開発を支援しています。
S-COREプロジェクトにおける主要メンバーとして
ETASは、アーキテクチャ設計からコード実装に至るまで、Eclipse S-COREのさまざまな技術プロジェクトに積極的に参加し、実践的な貢献を目指しています。ETASでは、オープンでベンダーに中立なミドルウェアコアのさらなる開発を行うとともに、量産に向けた各種サービスの提供にも注力しています。
アーキテクチャと開発
ターゲットアーキテクチャを定義し、開発ガイドラインを設定し、コア実装を提供することで、技術スタック全体の堅牢な基盤を構築します。
プロセスと品質
安全とセキュリティの必須要件を確立し、明確な「完了の定義」(DoD)を設定し、定義された品質基準を通じて最大限の信頼性を確保します。
インフラストラクチャと自動化
ETASは、円滑な開発プロセスを確保するため、スケーラビリティのあるCI/CDツールチェーンを構築しています。目標は、すべてのお客様に最大限の自動化と効率化を実現することです。
実装と統合
新機能の構想からアジャイルチームでの実装、統合、検証、リリース安定化まで、ETASはライフサイクル全体を通してお客様を支援し、一貫性のある製品を包括的に提供します。
車載ソフトウェアプラットフォーム製品群:SDVの複雑性を掌握
ETASの車載ソフトウェアプラットフォーム製品群を使用することで、SDV開発計画を促進しましょう。ソフトウェアをハードウェアやOSから抽象化し、安定したAPIによるアプリケーションの移植性を確保することで、アプリ開発のような開発体験を提供します。本製品群は全ての車載アーキテクチャ(従来型ECUからHPCまで)をサポートし、S-COREおよびOpen Source Software(オープンソースソフトウェア)を統合します。混合重要度レベルへのリアルタイム対応で複雑性を制御しつつ、最高水準の安全基準を維持します。
AUTOSARとOSSの融合
ETASは、AUTOSARとOpen Source Software(オープンソースソフトウェア)の強みを戦略的に組み合わせ、自動車用アプリケーション開発において最適な成果を実現します。 安全上重要な機能やハードリアルタイム機能には堅牢なAUTOSARソリューションを採用。同時に、S-COREなど安全上重要な環境で実績のある技術を含むオープンソース技術を活用し、あらゆるアプリケーション要件を網羅します。標準化されたAPIによるシームレスな統合を実現。このデュアルアプローチにより、将来のモビリティに向けた信頼性と性能を確保しつつ、イノベーションを加速する強力かつ柔軟なソフトウェアアーキテクチャを提供します。
S-COREナビゲーター:戦略策定から実行支援までのコンサルティング
S-COREの主要な窓口として、ETASの社員であるマルクス・メンツェは、戦略立案から実装に至るまで、オープンソースプラットフォームの全潜在能力をお客様と社内チームが活用できるよう支援します。関係者と緊密に連携し、現実世界の要件をアーキテクチャ、統合、ロードマップ開発に向けた実行可能な提言にまとめます。
これによりS-COREエコシステム内の連携が強化され、コミュニティソリューションがOEM向けの本番環境対応システムへと進化することを支援します。
業界全体で連携したエコシステムの可能性を最大限に活用しましょう!S-COREがプロジェクトの成功をより迅速かつ効率的に支援する方法について、ぜひお問い合わせください!



