MDA V7.2

ETAS MDA V7.2(測定データアナライザ)はMDF形式またはASCII形式で保存された(ECUや車両から得られた)測定データの表示と分析に使用されます。このために、MDA V7.2ではグラフ(YT/XYオシロスコープ)、テーブル、統計、マップ(GPSデータ用)という4つのビューを使用できます。ユーザーはビューのレイアウトと内容をお好みに合わせて変更することができます。MDA V7.2は測定データのズームやスクロール、複数表示の同期化、条件を自由に定義して使用できるイベントサーチなど、役立つ機能を数多く提供します。しかも、MDA V7.2はシグナル、イベント、ビットの定義、計算、表示、分析をサポートしています。文書化と表示に関しては、MDA V7.2を使用して作成した表示をユーザー定義のテンプレートに従ってプリントアウトすることができます。測定データファイルの全体または一部分をMDF形式やASCII形式にエクスポートすることができます。 

MDA V7.2の最後のサービスパックは、2019年12月にリリースされます。サービスパック(What’s new)の情報、およびサービスパックの入手については、ダウンロードセンターを参照してください

用途

MDA V7.2測定データ分析ツールは、以下のようなさまざまな用途で使用できます。

  • ECUと車両の測定データの表示と評価
  • GPSデータに基づく測定シグナルに同期した、マップビューでの位置表示 
  • 多くのアプリケーション固有機能を利用したデータ分析 

メリット

  • 表示コンフィギュレーションと測定データを分離することによるコンフィギュレーション設定の再利用と時間短縮
  • 1つの分析ウィンドウに複数ファイルの測定データを表示できるため、異なる測定ファイルを簡単に比較可能
  • 結合時間軸を使用して、さまざまな期間のシグナルを表示 
  • 「スナップショット機能」INCAが測定ファイルを記録している最中にMDAで直接測定データを表示/評価することが可能 

機能

  • 表示
    • YT/XYオシロスコープ、テーブル / 統計表示、GPSマップビュー 
    • 測定シグナル中の測定シグナル停止、特定イベントの表示、および測定シグナルについてのコメントを表示 
    • カーソル指示位置の測定シグナル値を表示 
    • 表示内のズームとスクロール 
    • 複数の分析ウィンドウのカーソルおよびタイムインターバルを同期化 
    • グラフに表示されている測定シグナルカーブをX軸に沿って移動 
    • 時間軸を中断して、関連するいくつかの測定シグナルカーブの抜粋を1つの画面で表示 
  • 分析
    • 元の測定データから導き出されるシグナルを計算 
    • シグナルの演算式をINCAプロジェクト間で交換 
    • 条件を自由に定義してイベントをサーチ 
    • 表示内のイベントにコメントを設定
    • 後の分析に備えて特定のポイントにブックマークを配置