ES5300 – LABCARシステムハウジング

ETASのLABCARシステムハウジングES5300は、16枚のPCIe(Peripheral Component Interconnect Express)カードを搭載できる、LABCAR HiLシステム用のコンパクト型ハードウェアインザループシステムハウジングです。このハウジングを拡張すると、さらに16 枚のPCIカードを追加で搭載できます。LABCARシステムハウジングES5300を使用すると、1個のハウジングの中で信号入出力モジュールと負荷モジュールを同時に使用することができます。
LABCARシステムハウジングES5300の前面

コンパクト型ハードウェアインザループシステムハウジング

PCIeベースの16個のExpressカード用スロットは 、PCIeインターフェースはもちろんのこと、アングルクロックインターフェースも提供します。スロットの高さは4 U(Uはラックの高さの単位)あり、各スロットに+3.3 V、+5 V、+12 V、および-12 Vの電源が備わっています。複数の制御式換気装置が搭載されていて十分な冷却を確実に行えるので、(インジェクタ用モジュールなどのように)熱放射が大きめの信号入出力モジュールや負荷モジュールを1個のハウジングに収容することができます。

LABCARシステムハウジングES5300の背面

LABCARシステムハウジングES5300にはPCベースのLABCAR-RTPC (Real-Time PC)シミュレーションターゲットが搭載されているので、複数のモデル/モジュールのリアルタイムシミュレーションをマルチコアCPU上で分散して並列実行することができます。

LABCARシステムハウジングES5300は全高が8 Uで、スタンドアロンのハウジングまたはキャビネットに組み込むことが出来る19インチラックの形状になっています。このモジュールには複数の電圧を供給する電源が内蔵されています。LABCAR-RTPCのステータス表示で温度調節を監視することができます。LABCARシステムハウジングES5300は19インチベースのすべてのラックシステムと連結できます。

特長

  • すぐに使える、LABCAR-RTPC搭載のコンパクト型ハードウェアインザループテストシステム用ハウジング
  • すべての信号入出力ボードと負荷モジュールを搭載した完全なシステムを包括する統合型デザイン

  • 他社製品の使用を含め、幅広い用途に対応可能

  • PCI Expressテクノロジーによる将来性のある標準化されたシステム

  • ETASがリリースしているすべてのHiLシステムと一緒に使用可能

  • 32スロットまで拡張可能

ES5300-A用拡張システムハウジングES5300-B

LABCARシステムハウジングES5300-B

ETASのLABCARシステムハウジングES5300.1-Bには、システム拡張用としてカードスロットが16個あります。このハウジングは、高さが6 U(Uはラックの高さの単位)で、必ずES5300.1-Aに取り付けなければなりません。取り付け後の全高は14 Uになります。

LABCAR-RTPCと電源はES5300.1-Aハウジングに搭載されています。 LABCARシステムハウジングES5300.1-Bを単体で使用することはできません。

LABCARシステムハウジングES5300.1-Bには、LABCARシステムハウジングES5300.1-Aと接続するために以下の電気的インターフェースが用意されています。

  • 電源
  • PCIe(Peripheral Component Interconnect Express)インターフェース
  • アングルサイクルバス