未来の「ソフトウェアデファインドビークル(SDV)」の実現には、ソフトウェア開発と車両サービスを統合する新たな手段が必要です。そして、ソフトウェアがハードウェアから独立して個々に開発され販売が可能で、重要な付加価値を決定づける要素となり、ソフトウェアの特徴によって差別化が図れるようになります。車両のコネクティビティ、自動化、パーソナライゼーションには大きなチャンスがありますが、自動車メーカーの開発リソースの減少、新しい開発環境や ITインフラの構築にかかるコスト増などの課題にも直面しています。独自のサービスの開発や提供を試みるプロバイダーは、初期投資コストの高さや、市場やユーザーとの接点の不足、また、顧客管理にかかる時間やコストなどの問題を抱えています。

ETASのPANTARISは、新たなソフトウェア、サービスの創出、流通、マーケティングに適したインフラを車両開発者とサービスプロバイダーに提供します。
核となる業務に集中可能となることで、開発プロセスの効率が向上し、さらに、ITインフラ、販売、ユーザーサービスに関わる支出を共有することでコスト削減につながり、市場への新規参入の障壁がなくなります。PANTARISは世界中で利用できるため、新たなソフトウェアのグローバル展開やサービスのマーケティングがしやすくなります。マーケットプレイスはメーカーに関わらず、車両関連サービスのすべてのプロバイダーとユーザーが利用できます。
お客様のアイデアを軌道に乗せるスーパーハイウェイ

ウェビナー - 自動車サービスビジネスの実現
すでに自動車向けデジタルサービスを展開中、もしくは優れたアイデアをお持ちでしょうか?日常業務を最適化するサービスをお探しですか?それとも、自動車向けサービスビジネスを可能にする方法についてお探しでしょうか?
この60分間のウェビナー(無料)では、Laura KürzelとRico Rengerが、ETASがどのように自動車向けサービスビジネスを実現しているかを説明します。

ウェビナー - スーパーハイウェイのすべて
PANTARISで新しい車載ソフトウェアソリューションの開発を試してみる
さまざまな方法で開発プロセスを簡素化するプラットフォームをお探しですか?複雑なソリューションを実現するために専門家チームが必要ですか?または、より広い範囲でサービスを開始してみるのはいかがでしょうか?
この60分間のウェビナー(無料)では、LauraとHansが、PANTARISを使用して自動車サービス開発者がどのように革新的なアイデアを簡単に計画、構築、コーディング、立ち上げることができるかを説明します。このウェビナーでは、PANTARISの概要とライブデモをご紹介しています。
サービスユーザーワークプレイス
クラウドベースのプラットフォームにより、車両開発者は非常に効率的なデジタル接続サービスを利用できます。これらのサービスは、例えば、バーチャルな開発チームをまとめたり、車両、機器、ファイルの中央管理と制御を可能にするなど、さまざまな要件に合わせて個別にコンパイルすることができます。このように、マーケットプレイスで利用可能なサービスは、日常業務における典型的なプロセスの最適化、組織やプロジェクトでの共同作業、ライセンスや取得したサービスの管理など、多様な可能性を提供します。

サービスユーザーワークプレイスの利点
- 幅広いソリューションを備えた幅広いサービスを選択可能
- 主要な電子的市場(マーケットプレイス)経由でのWebベースのアクセス
- 直感的なユーザーインターフェース
- すべてのサービスへのシームレスなアクセス
- ライセンスの個人/グループの利用が可能で、ニーズに応じてサービスのアレンジが可能
サービスプロバイダーと開発者のためのPANTARISクリエイター
PANTARISクリエイターは、自動車サービスの開発やテスト、リリース、運用を簡素にします。特に、クラウドベースのプラットフォームは、構成済みのランタイム開発環境を備えていて、この環境では、Dockerコンテナを備えたシステムアーキテクチャによって、ユーザーはプログラミング言語と使用する接続ボックスを自由に選択できます。PANTARISクリエイターには、定義済みのユーザー権限や役割の設定とユーザー管理ツール、サービスのテストやソフトウェアのバージョン管理用のツール、サービスを顧客に対して提供、宣伝、配布するための電子的市場(マーケットプレイス)といったフレームワークが含まれています。

PANTARISクリエイターの利点
- 参入しやすく、初期投資を最小限に抑えることが可能
- 革新的なITアーキテクチャによりロックイン効果を回避しつつ互換性を確保
- すぐに展開可能なランタイム環境により、リソース集約型の独自のインフラが不要
- 開発環境の共有により、サービス開発者が異なるドメイン、機能レベルにわたり、実環境/仮想環境のチームでの共同作業が可能
- 他のユーザーや市場と直接接点を持つことにより、プロモーション活動が簡素化され、相乗効果の可能性が拡大
- 統計機能でのコストおよび重要業績評価指標(KPI)の監視が容易
開発者コミュニティに参加する利点
Dockerコンテナにより、お好きなプログラミング言語と接続デバイスを自由に使用可能
ユーザー権限と役割の設定、ユーザー管理のフレームワークを提供
安全かつ拡張可能なインフラの提供
基本的な機能をベースに、当社によるマーケティング活動支援
「制限付き」/「非公開」などのオプションを選択して、アプリケーション(サービス)の利用者の決定が可能
当社の開発フォーラムにおいて、同じ考えをもつ同僚とオープンなディスカッションが可能

ソフトウェアデファインドビークルの動向
こちらの論文をダウンロードして、業界について生の洞察を得る